こんにちは!新婚渓流たびの旦那です!
渓流解禁が待ち遠しいこの季節。釣りが出来ない代わりに毛鉤を巻いてお過ごしの方も多いと思います。
僕も1月現在、なかなか釣りに行ける天候にならず、家で黙々と毛鉤を巻くのを楽しむことが多くなってきました笑
フライフィッシングに比べて種類の少ない毛鉤ですが、実際どの毛鉤で釣れるのか?形の違う毛鉤をどう使い分けているのか?初心者の方は特に気になりますよね!
毛鉤の選び方はもちろん人それぞれですが、今回は僕が去年(2021年)に実際に使用して釣れた毛鉤と、毛鉤をどう使い分けているのかなどを簡単に紹介してみたいと思います。
2021年、活躍してくれた毛鉤
逆さ毛鉤

#10〜#14
テンカラならではの「誘い」というワザを使って釣る、逆さ毛鉤。
竿先を揺らし、毛鉤を水中でフワフワッと動かして釣るのがとても楽しいです!
割と流れが緩やかなポイントなどで選ぶことが多いです。
普通毛鉤

#10〜#14
テンカラで最もスタンダードな普通毛鉤。他の毛鉤やフライと比べると凄くシンプルなので「これで釣れるの?」と心配になるくらいですが、本当にこれで釣れてしまうんです!
僕の逆さ毛鉤との使い分けは正直気分的なものになってしまいますが、「この川の流れは誘いたい」と思うときは逆さ毛鉤、「この川の流れは自然に流したい」と思うときは普通毛鉤を選んでいます。(これでは参考になりませんね笑)
流れが緩やかな場所は逆さ毛鉤を選び、流れの早い”瀬”と呼ばれるような場所では、自然に毛鉤を流すために普通毛鉤を使うことが多いといった感じです。
ドライテンカラ

#14〜#16
水面に浮かせて釣るドライテンカラ。魚の活性が高いときや、ライズが見られたときに使っています。
魚がパクッと食いつく反応が見れるのでついつい使用したくなってしまうのが、このドライテンカラです!
沈み毛鉤

#14〜#16
ビーズヘッドとワイヤーを使って沈みやすいように作ったもの。
沈めて使いたいときや、食いが渋くなる晩秋から冬にかけて使っています。
沈み沈み毛鉤

#10
深さのあるポイントを探りたいときや、大物がいるのでは?と思ったときに選ぶことが多いです。
レッドワイヤーを使い、毛鉤を更に沈みやすいように作っています。冬の北海道(12月以降)ではこの毛鉤がとても活躍しました。
(嫁が川底の石によく引っ掛けます。笑)
実際に釣れた魚
上記で紹介した毛鉤を使って、実際に釣れた魚たちです。
逆さ毛鉤#10で釣れた尺イワナ

普通毛鉤#10で釣れたゴギ

ドライテンカラ#14で釣れた尺ヤマメ

沈み毛鉤#14で釣れたイワナ(34cm)

沈み沈み毛鉤#10で釣れたイワナ(47cm)

以上、2021年に使用した毛鉤と釣れた魚たちを紹介しました!
本来、テンカラの毛鉤は主に「逆さ毛鉤」「普通毛鉤」「順毛鉤」の3種類が基本で、フライフィッシイングのようにその場に応じて色々な毛鉤を使い分ける、というようなことはあまりしません。
シンプルに2,3種類の毛鉤で釣りをするのが本来のテンカラと言われていたりもします。
私の場合はこだわり無くフライフィッシングの力も少しお借りして毛鉤のバリエーションを増やし、釣りを楽しんでいます!
みなさんの毛鉤選び、または毛鉤作りの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!