【北海道テンカラ】秋の離島で遡上アメマスがうじゃうじゃ!!【夫婦】

テンカラ

こんにちは。渓流が好きすぎて日本の渓流だけをひたすら周る旅をしている夫婦です!

2月に北海道を出て8月まで四国→九州→本州の渓流を周り、9月に北海道に戻って来ました!

現在はヒグマが生息していないと言われている、北海道の離島にてテンカラを楽しんでおります。



10月現在、私たちのいる離島はなんともタイミング悪く、温泉などの入浴施設がどこも営業しておらず、普段は車中泊ですがシャワーを使いたいので宿泊施設に泊まりました。

民泊でたまたま他に宿泊客がいなかったとある日の夜中。

2人でぐっすり眠っていると・・・バチバチとヒョウが降る音と雷と風の音で目が覚めました。

とんでもない音で、雷は3秒に2回くらいの頻度で光っているし、近くに落ちた音がするし、ヒョウも窓にゴツゴツ当たるしで怖すぎて主人を叩き起こしました!風もひどくて台風で飛ばされたらどうしようと考えたら、知らない町で誰もいない民泊にいたのでかなり心細かった・・・

翌日、嵐は過ぎ去ったようで小雨の中テンカラをしに行くと、前回うじゃうじゃいた河口のマス達がいない。

昨日の大雨やヒョウで海に逃げたのか?それとも遡上したのか?

入渓すると増水していて以前より渓流っぽくなっていました。

竿を出して振ってみるとすぐに釣れた!

あまり大きくはないが体が銀色に光ったエゾイワナだった。銀色になっているなら遡上アメマスというべきなのでしょうか。お腹は白かったです。

その後に釣れた小さいのはまだお腹がオレンジで、銀色になっていなかった。エゾイワナかな?

主人の勘で小さなスポットに毛鉤を落としてみると、すごい大きいのがかかりました!でも針が魚から取れてしまった。

左奥から大きいのが出てきたらしい

今日は前回行ったポイントより先から釣り上がるつもりなので、どんどん歩いていかないといけないのですが、なんだか増水して魚がたくさんいるようで、気になって前になかなか進めません。笑

川を歩くと、大きいのがバシャバシャ逃げる音が聞こえました。

おそらく尺は余裕であるようなアメマス達。しかも何匹も。川沿いに茂っている笹の下に隠れているのでテンカラではキャストは出来そうもありませんでした。

早く上流に行かないといけないけれど、ここにもいそうだから釣りたい!とワガママ言って釣らせてもらう。

小さいですが、釣れました!

前回来た時に主人が大きいのを釣った場所でもチャレンジ。

上からですが毛鉤を流すと、すぐに強い引きが!

良いサイズ!嬉しい。

主人もやってみる。

魚がかかる!上からだと取り込みが難しい。

綺麗な魚体。大きくはないけど、お腹は真っ白。

兎にも角にも魚影が濃くて、木の下にも尾ひれがたくさん見えます。

写真じゃ見えにくいですが
木の下にうじゃうじゃ

キャストがしやすそうなポイントを見つけたのでやってみる。

ほんのり桃色のアメマスが釣れました。

きれい。

私もやってみるように言われて竿を振ってみる。

すると強烈過ぎる引き!!

体重を後ろにかけて竿が持っていかれないようにするのがやっとでした。笑

主人が川に入って網に入れてくれました!

釣れたのは43cmのアメマス!!

本当は私が釣ったのか自分で信じられません。

私が釣ったの?

朱点がピンクっぽくて綺麗。婚姻色なのかな?前回主人が釣った大きいイワナ?とはまた違う感じでした。フェリー代高かったけどここまで来て本当によかった。

ここのポイントには魚がたくさんいて、その後も何匹か釣れました。

主人もサイズが良いのを釣りましたが、私より小さかった!こんなこと滅多にないので、嬉しい笑

そっと上から覗くと魚がたくさん。

さらにカメラを沈めてみると、うじゃうじゃ。ビックリ。

どうりで私でも釣れるわけだ。


このポイントより上はしばらく魚影がかなり濃かった。

疲れたのでお昼ごはん。しつこいくらいにセコマのスパゲティ。笑


お昼ご飯も食べて更に上流を目指し、大きなのがいそうなポイントだけやりました。

上流へ行くと小さいイワナしか釣れなくなってきて、魚影もだんだんと薄くなっていきました。最上流まで行きたかったのですが、時間を考慮して引き返すことに。

体力の無い私は、足が上がらなくなるほど大変でした。笑

主人がサルナシを採って食べさせてくれてちょっと元気回復。

サルナシ


今日はたまたまアメマスが遡上するタイミングだったのでしょうか?増水するとアメマスは川へ行くのかな?

よく分かりませんが、楽しい釣行になりました。ここまで来て本当に良かったです。

そろそろ北海道本土に帰ろうかなと思っていましたが、こんな良いタイミングなかなか無いのでは?ということで、もう1日釣りしてみようと思います!では!