海外から帰国!日本到着後の検疫の流れは?

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コロナ禍の現在、海外から日本へ帰国したいけど実際検疫はどんな感じなのか、自分は2週間待機が必要なのか、気になっている方も多いと思います。

私たちも日本へ帰国する前にいろいろと不安でしたが、実際に成田空港へ到着してみると、検疫の人たちがとても親切で、検査までの流れもとてもスムーズでした。検査結果が出るまでも思っていたより時間がかかりませんでした。

この記事では私たちがアメリカから日本へ帰国する際に、実際に経験したことをまとめて書いています。これから帰国される方の参考になれば幸いです!

※新型コロナウイルスに対する政府の対応は度々更新されるので、ご自身でも政府のサイトを随時チェックされることをお勧めします。

現在(10月2日時点)の日本の入国制限

日本では現在、コロナウイルス感染防止のため海外から日本への入国者に検疫や2週間待機を要請しています。検疫・2週間待機の対象になっている国の一覧は厚生労働省のサイトに記載されていました。

水際対策の抜本的強化に関するQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html 厚生労働省

私たちはアメリカからの入国だったので検査と2週間待機の対象でした。

その場合、帰国前にホテルなどの滞在先を確保しなければなりません。

予め2週間待機するホテルを予約し日本に帰国しました。

トラブルを避ける為、必ず予約前にホテルには海外からの帰国者であることを伝えて、宿泊可能かどうか確認しましょう。私たちは電話で宿泊可能か確認したら”帰国者はちょっと・・・”とやんわり断られたホテルもありました。

到着から検査が終わるまで

10月2日、私達はアメリカから日本に入国しました。

実際に私たちが帰国したときの流れを説明します。

日本へ向かう際に機内にて税関申告書の他に、書類が2枚配布されました。

この2枚の書類は日本に到着する前に機内で記入しておきます。

検疫所からのお知らせ
主に入国後の行動に対する要請が記載されていた。
日本での待機場所などを記入する質問表
(見えづらくてすみません)

虚偽の申告をした方は、検疫法案第36条の規定により罰せられることがあります。(6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金)

質問表に記載されていました。

空港に着陸後、機内アナウンスが入り、乗り継ぎで空港を使う方々のみ先に降機し、検査対象の方々は指示が

あるまで機内にて数分待機。

その後、指示に従い空港内の検査場所まで移動しました。

検疫の受付で事前に記入した用紙を提出し、検査の番号を割り当てられ、検体(唾液)を入れる容器が配布されます。

しきりのあるスペースで唾液を採取。

採取スペースには唾液が出やすいようにレモンや梅干しの絵があったり、唾液腺を刺激する方法が書かれた紙が貼られていました。(主人は唾液を出すのにだいぶ苦戦。笑)

検査に必要な量の唾液が出たら検疫の方にお渡しして次の場所へ移動。

次の受付では記載した用紙を提出し、2週間滞在する場所や滞在先までいく方法を確認されます。

待機中の連絡先なども聞かれ、話が終わったら同じフロアの椅子が並べられたところで検査結果を待ちます。

自分の番号が呼ばれるまで待機

結果が出るまでの待機時間は30〜40分くらいだったと思います。

検査結果が出たら番号が呼ばれ、指定された場所へ行くと結果を教えてもらえました。

結果は他の方に聞かれないように口頭ではなく、紙を見せてもらう形でした。

”検査結果はこれです”

検査が陰性だったので、このような紙をもらいました。

その後は入国審査官にこの紙を提示し、顔認証ゲートで入国審査を済ませて、預け荷物を手荷物受け取り所へ取りに行くと、荷物をまとめて置いてくれていました。(親切!)

荷物を手に取ると、怪しい荷物がないかチェックするワンちゃんに荷物の匂いをチェックされました。

クンクン。

ワンちゃんに合格をもらったら、普段通り税関を通り入国は完了。

無事日本に入国することができました。

検査後、2週間待機場所までどう行く?

日本の政府は検査結果が出た翌日から2週間、自身で決めた待機場所で待機することを要請していますが、待機場所まで公共交通機関を利用してはならないとのことで、家族や知人に頼み車で送ってもらうか、レンタカーやハイヤーを利用しなければなりません。

私たちは北海道に実家がある為、公共交通機関を利用せず帰るという手段はありませんでした。

※青函トンネルは
車では通れません涙

その為、成田空港付近のホテルで2週間待機することにしました。

成田空港から周辺ホテルまで送ってくれるバスがあると噂に聞いていたので、成田空港の総合案内の方に尋ねてみると、乗り場を親切に教えてくださいました。

成田空港では帰国者のみが利用できる無料のバスを用意してくれていて、空港付近のホテルであれば帰国者でもバスで移動することが可能でした(10月2日時点)

バスは1時間置きに出ていましたが、私たちはタイミングが悪く、ほぼ1時間待ちになりました(笑)

バスへ乗車するときは先ほど検疫でもらった検査結果陰性の用紙を運転手さんに提示します。

他にも何人か乗る方がいましたが車内はとても空いていて、ソーシャルディスタンスは十分保つことが出来ました!

まとめ

入国が終わるまでの流れはこんな感じでした。

帰国前に2週間待機該当か厚生労働省のホームページで調べる

2週間待機該当であれば帰国前に滞在先、移動手段を確保しておく(公共交通機関以外で)

飛行機に乗ったら、機内で配布される用紙に必要事項記入

空港にてコロナの検査を受ける

2週間待機先や交通手段などの登録をする

検査結果を待つ

検査結果の用紙を見せて入国

厚生労働省のホームページを事前に確認して、着いてからは検疫の方などの案内に従えば特に不安なことはなかったです。

コロナ禍でも乗務員さんや検疫の方、空港の方、みなさんとても親切に対応してくれました!

早くコロナが終息して以前のように海外に行き来出来るようになると良いですね!